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いとすぎ学級について【本文】
「いとすぎ学級」は、武蔵野赤十字病院にある院内学級です。JR中央線武蔵境駅から歩いて10分、緑に囲まれた総合病院の一角にあります。1973年春、当時の丹羽病院長と地元の境南小学校の渡邉校長の話し合いから発足し、翌年第六中学校を母体に中学部も開級し以来40年、様々な病気や怪我の子どもたちが入院・治療を受けながら、いとすぎ学級で学び、ここから進級や卒業をしていきました。熱心に受験勉強に取り組み、高校入試に合格した子もいます。この学級は、退院して「本校に戻ったときに困らない」学習を保障したいという切なる願いで運営しています。そのため、国内の小中学校の教科書を全て、市教委のご配慮で揃えていただき、理科の実験・学級園での作物栽培・調理実習・美術の作業・パソコン学習など、何でも取り組めるようになっています。このような恵まれた環境の中で、いとすぎ学級は来年、40周年を迎えようとしています。医療が進んだ今日でも、治療を必要とする子どもたちに寄り添い、院内の“オアシス”として、日々努力していきたいと思っています。 ← いとすぎ学級(病院内学級)に戻る【添付ファイル】
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